最近テレビなどでインプラントのトラブルについて報道されていますが、確かに最近日本ではインプラント治療によるトラブルが激増しています。
しかし、院長の大森は大学のインプラント科に所属し、海外から最新の情報と技術を得て、日本の歯科医師にインプラント治療を教育・指導しておりますので、安心してインプラント治療を受けていただけます。
インプラントのトラブルを予防する方法・もしトラブルが起こった時の対処法などは、研究・調査結果より得られた根拠に基づく方法がすでにあります。
当院にはそのノウハウがございます。
インプラント治療に不安がおありであれば、遠慮なくご相談ください。
大森歯科医院 院長 大森有樹
歯を失った所に再び自然な歯をつくる技術です。
従来の入れ歯・ブリッジに比べて、咬む効率・歯磨き・発音が良く、違和感が少ないのが特徴です。
また、インプラント以外の残っている歯に負担をかけずに歯をつくることができるため、
他の治療法よりも、残っている歯が長く使えることが明らかになっています。
① 歯を一本だけ失った場合
"失われた1本の歯根の代理品"としてインプラントを1本だけ使って失った歯の部分を修復する方法は、最も洗練された
治療方法であり、審美的にも満足のいく結果が得られます。
1本のインプラントによってあたかも自分の天然歯のように自然に感じられます。
顎骨の"萎縮"の心配もなく、本来の骨量を維持できます。
ブリッジを入れる時のように、健康な隣の歯を削る必要がありません。
② 数本の歯を失った場合
この場合もインプラントが理想的な解決法となります。
数本のインプラントを歯のない部分に入れ、これを土台として
ヘッド部にブリッジをかぶせます。
③ 歯のない部分が広い場合
臼歯が失われた場合、
従来は取り外し式の部分入れ歯で咬合機能を回復させてきました。
これに対し、インプラントなら天然歯と同様の感覚の
"固定式"人工歯を入れることができます。
<院長よりインプラントについてアドバイス>
インプラントが歯を修復する、新しい方法であることは皆さんご存知のことでしょう。
では、何が優れているのでしょうか・・・・?
取り外し式の入れ歯をつけなくて良いから?がっちり噛めるから?
両方とも正解です。
これらはQOL(クオリティ オブ ライフ)が向上することを意味します。
しかし重要なことが抜けています。
それは、他の歯、つまりご自身の残っている歯を守る、ということです。
ヒトの歯は二回しか生えてきません。
一回目が乳歯で二回目が永久歯ですね。
つまり永久歯を失えば二度と歯は生えてきません。
では、皆、歯をどのようにして失っていくのでしょうか?
これは“ドミノ倒し“と似ています。
一本の歯を失うのを皮切りに、次々と他の歯たちが失われていきます。
たとえば一本の歯を失ったときには、隣の歯を削ってブリッジにする、
隣の歯に引っ掛けて入れ歯を入れる、そのまま放置される・・・・・
などの結果になりますが、どれも他の歯にダメージが加わることとなります。
一本の歯から二本の歯が失われ、二本失ったことで四本失われ・・・・・・と、
次々とだめになっていきます。
年齢(経年)とともに歯を失うスピードは加速度的に増加します。
もうおわかりだと思いますが、インプラントは独立・自立してあごの骨に
植わっているので、他の歯に迷惑をかけません。
ドミノが倒れかけているのをストップできるわけです。
じゃあ、インプラントがだめになってしまったら、どうなるのでしょう?
インプラントがだめになっても、またインプラントができます。
つまりその間、ご自身の歯にはノーダメージである、ということなのです。
これでインプラントの素晴らしさはお解かりいただけたとおもいます。
しかし大切なことを忘れてはいけません。
歯が無くなったからインプラントを入れておけば良い、とか、
インプラントをしたからあとは放っておけばいい、というのは大きな間違いです。
まず、ご自身の歯とインプラントの共存を考えないといけません。
(もちろんドクターが考えるのですが)
ご自身の歯にとって不利益となるインプラント治療もあります。
そういう場合は他の手段をとるべきです。
またインプラント治療後はご自身の歯同様、しっかりとしたメインテナンスが必要です。
ちょっと難しい話になってしまいましたが、私が言いたかったことは、
正しく使えばインプラントはとても素晴らしい治療方法だということです。
ぜひお悩み・お考えのかたはご相談ください。
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